CHAPTER — LOAN
金利の低さで、ローンを選ばない。
上がったときにどうなるか。手元にいくら残すか。二人で借りるならその先はどうか。決める前に見ておくことを順に並べます。
LOAN 01 — FIXED OR FLOATING
固定と変動は、どちらが得かの話ではない。
先に見るのは「上がったら、月々がいくら変わるか」です。変わった後の額に家計が耐えられるなら変動も選べます。耐えられないなら、固定で額を確定させる意味があります。
POINT耐えられる幅は、家計で決まります。
LOAN 02 — AMOUNT
借入額を決めるのは、物件価格ではない。
「物件価格−頭金=借入額」に見えますが、決めるものは三つあります。
手元をゼロにすると、住み始めた直後がいちばん苦しくなります。
諸費用に入るもの。
融資手数料金融機関に払う事務手数料。定額型と借入額に応じる型があります
保証料保証会社を使う場合。不要な金融機関もあります
印紙税契約書に貼る印紙。電子契約では扱いが変わります
登記費用抵当権の設定登記と、司法書士への報酬
火災保険加入が融資の条件になるのが一般的です。地震保険は任意
仲介手数料物件の仲介に対する費用。ローンではなく物件側の費用です
POINT金額は物件と金融機関で変わります。見積りは項目ごとにお出しします。
LOAN 03 — SHINSA
審査の順番と、その意味。
事前審査「いくらまで借りられそうか」の目安が出ます。物件を探す前に受けておくと、探す範囲が現実の数字で決まります。申込みではありません。
本審査物件が決まってから受けます。物件の評価・健康状態の告知・書類の確認が加わり、事前審査と結果が変わることもあります。
よく聞く三つの言葉と、そのとき確かめること。
この3つは、当社にも当ててください。
LOAN 04 — DANSHIN
団信は、いまの保険と重ねて見る。
団体信用生命保険(団信)は、借りた人に万一のことがあったとき、残りのローンがなくなる保険です。
一般団信死亡・所定の高度障害が対象。多くの住宅ローンで基本になっています。
上乗せ型がん・三大疾病などに広げるもの。金利や保険料が上乗せになる場合があります。
ワイド団信健康上の理由で一般団信に入りにくい方向けの、引受条件を緩和したもの。
見るべきは種類の優劣ではなく、いま入っている保険との重なりです。団信でカバーされる分、生命保険を見直せる場合があります。
POINT既に入っている保険の中身。証券を見るまで分かりません。
LOAN 05 — TOGETHER
二人で借りるということ。
二人の収入を合わせると借りられる額は増えます。形は三つあり、違いは「もしも」のときに出ます。
離婚・退職・産休や転職で収入が変わる。二人で借りた家は、二人の予定が変わったときに一番むずかしくなります。
POINT二人の働き方と、その先の予定で決まります。
LOAN 06 — AFTER
借りたあとに、できること。
借り換え別の金融機関で借り直す。金利差だけでなく、手数料・登記費用・残りの期間を含めて損得が決まります。
繰上返済まとまった額を先に返す。「期間短縮型」(完済が早まる)と「返済額軽減型」(月々が軽くなる)で効き方が違います。手元の現金を減らすことと引き換えです。
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