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CHAPTER — LOAN

金利の低さで、ローンを選ばない。

上がったときにどうなるか。手元にいくら残すか。二人で借りるならその先はどうか。決める前に見ておくことを順に並べます。

LOAN 01 — FIXED OR FLOATING

固定と変動は、どちらが得かの話ではない。

先に見るのは「上がったら、月々がいくら変わるか」です。変わった後の額に家計が耐えられるなら変動も選べます。耐えられないなら、固定で額を確定させる意味があります。

仮に金利 1.5% のとき月々 約8.3万円仮に 2.0% に上がると月々 約9.1万円仮に 2.5% に上がると月々 約9.9万円
前提:借入3,000万円・40年・元利均等・ボーナス払いなしの試算。金利は仮置きです(2026年8月時点)。実際の金利・上がり方を予測するものではありません。

POINT耐えられる幅は、家計で決まります。

LOAN 02 — AMOUNT

借入額を決めるのは、物件価格ではない。

「物件価格−頭金=借入額」に見えますが、決めるものは三つあります。

用意できるお金 頭金 入れた分は動かせないお金になる 諸費用 借入に含めることもできる。その分、返す総額は増える 手元に残す 引っ越し・家具・当面の生活費・急な出費
用意できるお金 頭金 入れた分は動かせない お金になる 諸費用 借入に含めることもできる。 その分、返す総額は増える 手元に残す 引っ越し・家具・当面の 生活費・急な出費

手元をゼロにすると、住み始めた直後がいちばん苦しくなります。

諸費用に入るもの。

融資手数料金融機関に払う事務手数料。定額型と借入額に応じる型があります
保証料保証会社を使う場合。不要な金融機関もあります
印紙税契約書に貼る印紙。電子契約では扱いが変わります
登記費用抵当権の設定登記と、司法書士への報酬
火災保険加入が融資の条件になるのが一般的です。地震保険は任意
仲介手数料物件の仲介に対する費用。ローンではなく物件側の費用です

POINT金額は物件と金融機関で変わります。見積りは項目ごとにお出しします。

LOAN 03 — SHINSA

審査の順番と、その意味。

事前審査「いくらまで借りられそうか」の目安が出ます。物件を探す前に受けておくと、探す範囲が現実の数字で決まります。申込みではありません。
本審査物件が決まってから受けます。物件の評価・健康状態の告知・書類の確認が加わり、事前審査と結果が変わることもあります。

よく聞く三つの言葉と、そのとき確かめること。

よく聞く言葉 確かめること 「これだけ借りられます」 生活の側から積み上げた額を出してもらえますか 「月々はこのくらいになります」 上がったときの額と、 重なる年の額まで出してもらえますか 「まず審査を出してみましょう」 何が分かり、何が変わるかを説明してもらえますか
「これだけ借りられます」 生活の側から積み上げた額を 出してもらえますか 「月々はこのくらいになります」 上がったときの額と、重なる年の 額まで出してもらえますか 「まず審査を出してみましょう」 何が分かり、何が変わるかを 説明してもらえますか

この3つは、当社にも当ててください。

LOAN 04 — DANSHIN

団信は、いまの保険と重ねて見る。

団体信用生命保険(団信)は、借りた人に万一のことがあったとき、残りのローンがなくなる保険です。

一般団信死亡・所定の高度障害が対象。多くの住宅ローンで基本になっています。
上乗せ型がん・三大疾病などに広げるもの。金利や保険料が上乗せになる場合があります。
ワイド団信健康上の理由で一般団信に入りにくい方向けの、引受条件を緩和したもの。

見るべきは種類の優劣ではなく、いま入っている保険との重なりです。団信でカバーされる分、生命保険を見直せる場合があります。

POINT既に入っている保険の中身。証券を見るまで分かりません。

LOAN 05 — TOGETHER

二人で借りるということ。

二人の収入を合わせると借りられる額は増えます。形は三つあり、違いは「もしも」のときに出ます。

ペアローン 連帯債務 収入合算 団信団信 団信 団信 連帯保証 契約が2本 契約が1本 契約が1本
ペアローン 契約が2本 団信団信 連帯債務 契約が1本 団信 収入合算 契約が1本 団信 連帯保証

離婚・退職・産休や転職で収入が変わる。二人で借りた家は、二人の予定が変わったときに一番むずかしくなります。

POINT二人の働き方と、その先の予定で決まります。

LOAN 06 — AFTER

借りたあとに、できること。

借り換え別の金融機関で借り直す。金利差だけでなく、手数料・登記費用・残りの期間を含めて損得が決まります。
繰上返済まとまった額を先に返す。「期間短縮型」(完済が早まる)と「返済額軽減型」(月々が軽くなる)で効き方が違います。手元の現金を減らすことと引き換えです。
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